予防接種について
スケジュール
ワクチンの種類
様々な情報

予防接種について

医学の進歩の歴史は感染症との闘いから始まりました。

 感染症とは!の項目にも記しましたが、病原性の強い細菌やウイルスの場合には免疫がうまく働かず、宿主側の細胞が破壊され、命をなくす事も有り得ます。そういう病原性の強い病原体に対して人間はワクチンを作り出しました。種々の方法で毒性を減じた病原体を投与し、それを排除させるための免疫を作らせるのです。のページ参考下さい)

 全ての病気に対してワクチンがあるわけではありません。

VPD

Vaccine(ワクチンで) Preventable(防げる) Diseases(病気)
              VPDは限られます。
 病気がワクチンで防げるという事は、実はラッキーなことなのです。
 我々小児科医は「ワクチンさえ接種しておけば、こんなことにはならなかったのに…」という思いを、何度か経験しています。VPDにお子さんがかかってしまい、重い後遺症を残したり、場合によっては亡くしてしまったりという無念さや心の痛みに遭遇してしまわれる方を1人でも亡くしたいと思います。


 世界では、麻疹をはじめとするVPDの撲滅を目指して、ワクチン接種を積極的に行っています。
WHO(世界保健機関)も、世界各国でワクチンの接種を勧めています。
多くの先進国ではVPDは国の政策として無料で定期接種されています。
また多くの混合ワクチンが作られ、同時接種も併用し、病院受診回数を減らし、子どもや付き添いの家族の負担軽減が図られています。

 それにひきかえ日本ではVPDにかかり、それが原因で思い後遺症に苦しんだり命を奪われたりする子どもが後を絶ちません。日本では無料である定期接種ワクチンでさえ 接種率が欧米などの国に比べて低い状態が続いています。予防接種の必要性と安全性が国民にきちんと伝えられず、安全性などのワクチンに対する誤解が多いことがその原因でしょうか。無料化されているワクチンの種類がまだ少ないことも接種率の低さと関係していると思います。

 ワクチン先進国の米国では、所定のワクチンを接種していないと 入園・入学を拒否される場合があります。集団生活をしたいのであれば、ワクチンを受けておくことは 最低限のルールであると考えられています。


<日本小児科学会よりの情報>

予防接種の意義

定期接種と任意接種のワクチン

同時接種


予防接種の副反応と有害事象
ワクチン接種に注意が必要な場合

生後2か月から接種するワクチン

生後1歳に接種するワクチン


小学校入学前に接種すべきワクチン

海外に行くときに必要なワクチン


http://otona.know-vpd.jp/


https://www.vaccine4all.jp/
日本プライマリ・ケア連合学会 ワクチンプロジェクトチームのホームページです。
☆子ども、おとなのワクチン、妊娠可能女性・妊婦のワクチン、渡航者のワクチン、
医療従事者のためのワクチン、特別な状況のワクチン、
年齢で見る・不足しているワクチン等、全年齢の方のための情報が満載です。

 ※予防接種は予約制です。
 ⇒特別予約診療の時間をお電話ないし、外来受診時にお申し込みください。
  通常は月・水・木・金・土曜日の午前11時半から12時半の時間帯にお願いします。
   (その時間帯は感染症:うつる可能性のある病気の方はご遠慮願います。)
  どうしても、その時間が無理な方はご相談ください。

 ・受診の際には、母子手帳をご持参ください。 

【注意事項】

 ●接種前

 ・予防接種の通知や「予防接種と子どもの健康」をよく読んでください。
 ・受ける前日は入浴をし、身体を清潔にしましょう。
 ・当日はお子さんの体調を確認し、予診表に記入した上で体温を測ってください。
 ・母子健康手帳や予防接種手帳を忘れずにご持参ください。

 ●接種後

 ・予防接種を受けたあとの30分間は、接種した場所でお子さんの様子を看てあげてください。
  やむを得ない場合は、すぐに連絡が取れるようにしておいてください。
  急な副反応がこの時間に起こる可能性があります。
 ・当日は激しい運動をさせないようにしてください。
 ・入浴はかまいませんが、注射した部分をこすらないように注意してください。
 ・2~3週間はお子さんの体調に変化ないか注意してください。

 ●接種間隔 (ほとんどのワクチンが同時接種も出来ます。ご相談ください。)

 ・生ワクチン後に、他の生ワクチンあるいは不活化ワクチンを受ける場合⇒4週間あける
 ・不活化ワクチン後に、他の生ワクチンあるいは不活化ワクチンを受ける⇒1週間あける

生ワクチン 不活化ワクチン

BCG
MR
(麻疹・風疹混合ワクチン)
麻疹(はしか)
風疹
流行性耳下腺炎
(おたふくかぜ)
水痘
(みずぼうそう)
ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン
ロタリックスロタテック)
(
2011年11月21日より
など

経口ポリオ⇒定期接種から外れました
DPT-IPV四種混合ワクチン(2012年11月1日より
(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ混合ワクチン)
DPT三種混合
(ジフテリア・百日咳・破傷風混合ワクチン)
DT
(ジフテリア・破傷風ワクチン)
破傷風
IPV不活化ポリオワクチン(
2012年9月より
日本脳炎(
乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン
:ジェービック・エンセバック

インフルエンザ
B型肝炎(
ビームゲン・ヘプタバックス
A型肝炎
Hibインフルエンザb菌:アクトヒブ)
(2008年12月19日に日本で発売
小児用肺炎球菌7価ワクチン
小児用肺炎球菌13価ワクチン(プレべナー
子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックスガーダシル)など。

スケジュール
     詳細はをご覧ください。
基本ルール   スケジュールの立て方

予防接種は生後2か月から!!

乳児期早期に接種したいワクチンがたくさんあります。
予定をご相談ください。

予防接種スケジュール(KNOW・VPD版)   
←クリックしてください!

0歳の予防接種スケジュール(KNOW・VPD版)   
←クリックしてください!
乳幼児予防接種スケジュール  ←クリックしてください!
(国立感染症研究所 感染症情報センター)

ワクチンの種類

ワクチンの種類 接種をはじめる年齢 接種回数 ワクチンの種類 その他
BCG(結核) 生後5カ月から7か月までの3か月間
(2013年4月より)
1回  生ワクチン スタンプ方式
1歳にいたるまで(満1歳の誕生日の前日まで定期(無料)
三種混合DPT
(ジフテリア・百日咳
破傷風)
四種混合DPT/IPV
生後3カ月より
6か月以上あけて約1年後に追加
3回、
追加1回
不活化ワクチン 注射
・日本では百日咳流行!
出来るだけ早くに受けましょう
・B型肝炎、ロタワクチン、ヒブ、小児用肺炎球菌との同時接種がおすすめ
IPV不活化ポリオワクチンクリックしてください。「VPDを知って子どもを守ろう」の会の情報です。 生後3か月より
6ヵ月~1年後に追加
3回、
追加1回
不活化ワクチン 注射
・三種混合(DPT)ワクチンと同時接種で受けます。
・四種混合(DPT-IPV)ワクチンが導入後、三種混合(DPT)とポリオの接種が完了していない場合は原則としてポリオワクチン(単独)を接種します。
MR(麻しん:はしか
・風しん)
1歳の誕生日後すぐに
追加を小学校前に
1回、
追加1回
生ワクチン 注射
・必要応じて6ヵ月より可能
・おたふくかぜとみずぼうそうワクチンとの同時接種も可能
水痘(みずぼうそう) 1歳より 1回
追加1回
生ワクチン 注射
流行状況を見て早めに
流行性耳下腺炎
(おたふくかぜ)
1歳より 1回
追加1回
生ワクチン 注射
流行状況を見て早めに
日本脳炎 3歳(6ヵ月から可能) 初回2回
追加1回
9歳4回目
不活化ワクチン 注射
流行地へ行く場合は生後6ヵ月より可能
インフルエンザ 1歳(生後6カ月)
毎秋
毎年2回 不活化ワクチン 注射
流行前の10月~11月に
Hibヒブワクチン(インフルエンザb菌)(⇒2013年4月1日より定期接種に入れられた。) 生後2~3ヵ月 3回
追加1回
不活化ワクチン 注射
2008年12月より発売
1回目の接種年齢により回数が異なる
小児用肺炎球菌
(7価:プレべナー)
(⇒2013年4月1日より定期接種に入れられた。)
生後2~3ヵ月 3回
追加1回
不活化ワクチン 注射
2010年2月末より発売
1回目の接種年齢により回数が異なる
子宮頸がん予防
HPV
ヒトパピローマ
ウイルスワクチン

日本小児科学会の見解)
11歳~14歳 6ヵ月に3回 不活化ワクチン、筋肉注射
サーバリックス:1回目接種の1か月後に2回目を接種、
6か月後に3回目を接種
ガーダシル:1回目接種の2か月後に2回目を接種、
6か月後に3回目を接種
B型肝炎 生後2か月(生後すぐでも可能)(2016年4月生まれ以降の子供が定期接種) 2回
追加1回
不活化ワクチン 注射
母親が妊娠時にB型肝炎キャリアの
場合は必ず接種(保険適応あり)
WHOは全員接種を推奨
A型肝炎 16歳 2回
追加1回
不活化ワクチン 注射
海外渡航先によっては早めの接種が
必要なケースも
ロタウイルス胃腸炎
予防ワクチン
生後2か月
初回接種は生後14週6日までが望ましい
ロタリックス:2回
ロタテック:3回
生ワクチン 経口
・できるだけ早い接種が必要。決められた時期を過ぎると初回接種が受けられない。
・ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、四種混合(または三種混合とポリオ)ワクチンと同時に接種しましょう。

青字は定期 赤字は任意 緑字は一部公費
日本で接種できるワクチン


様々な情報
入学前の「三種混合ワクチンの接種」の推奨について
(VPDを知って子どもを守ろうの会2017年12月号vol.25より)

国内の百日咳をコントロールするためにすべきこと、今、出来ること
(VPDを知って子どもを守ろうの会2017年12月号vol.25より)


思春期のVPDと予防接種の現状
(VPDを知って子どもを守ろうの会2016年8月号vol.23より)



子宮頸がん予防ワクチンについての考え方
(VPDを知って子どもを守ろうの会より)

村中 璃子氏
が2017年11月30日に、科学誌『ネイチャー』などが主催するジョン・マドックス賞を受賞されました。

ジョン・マドックス賞受賞スピーチ全文
「10万個の子宮」
←詳細はクリックしてください。
村中氏の経歴:世界保健機構(WHO)の新興・再興感染症チーム等を経て、メディアへの執筆をはじめる。
2017年、科学誌「ネイチャー」等の主催するジョン・マドックス賞を受賞。
京都大学医学研究科非常勤講師。一橋大学社会学部出身、社会学修士。北海道大学医学部卒。



2015年からインフルエンザワクチンは4価になりました
 今までのインフルエンザワクチンはA型2種類とB型1種類のでしたが、B型に対する効果が弱いため、今年からA型2種類とB型2種類の4価のワクチンになりました。
 大人は1回接種、13歳以下は2回接種が勧められています。9歳~13歳で昨年まできちんと2回接種されている場合は かなり抗体価の上昇が良く、1回 接種でも良いのではないかという意見があります。2回目の接種後2週間くらいでしっかり抗体価が上がり、ほぼ半年間その効果が続くといわれています。
2015-10-27 13:02
経鼻不活化インフルエンザワクチン
現在 開発中の経鼻(噴霧型)不活化インフルエンザワクチンについて!
今一般に使われている注射型のインフルエンザワクチンは血液の中のIgG抗体という免疫物質を作らせることで、インフルエンザの重症化を予防します。しか し、インフルエンザという病気は鼻の粘膜について増殖しだした時点で高熱や全身倦怠感、筋肉痛、関節痛といった症状を発症させてしまいます。ですから鼻の 粘膜の防御抗体であるIgA抗体を作らせる方法が以前より考えられてきました。通常の不活化ワクチンをそのまま噴霧しても十分な抗体を産生させることがで きないため、安全性の高いアジュバントの開発が問題点でした。又インフルエンザウイルスは種類が多く、変異が激しいため、ワクチンがその変化に対応できな い事も効果が弱い一因です。ワクチンの候補株は1年前に予測され決められており、予測がはずれたときやウイルスが大きく変異した場合には効果が大きく落ち ることもあるのです。もちろん流行株を予測できない新型インフルエンザに対しては現状のワクチンでは感染予防できません。
アメリカでは既に経鼻のインフルエンザ生ワクチンが使われています。しかし残念ながら重症化しやすい5歳以下の子供の効果が弱く2歳以下は適応になっていません。
国立感染症研究所の長谷川秀樹部長の合成二本鎖RNAをアジュバントとして付加する方法で有効な経鼻ワクチンを作り出すことに成功しています。(インフル エンザウイルスのようなRNAウイルスは増殖時にRNAからRNAを作るのに2本鎖RNAを作ります。ヒトの体内には2本鎖RNAは存在せず、2本鎖 RNAを認識するToll様受容体が刺激されると自然免疫が誘導されます。つまり、RNAウイルスの2本鎖RNA自体にアジュバント作用があるわけです。 そこで必要に応じて合成2本鎖RNAを経鼻ワクチンに付加して免疫を誘導することにしました。長谷川部長)。この経鼻ワクチンは上気道での感染そのものを 防ぐこと、肺にウイルスが入っても肺炎を起こさないこと、変異ウイルスに対する交叉防御能を持つことが確認され、2010年から健康なボランティアに参加 してもらう臨床研究が始められました。
まとめると
<現行の注射型インフルエンザワクチンの問題点>
1)ワクチン株と流行株が一致した時には有効であるが、株が一致しない場合に効果が低い。
2)インフルエンザウイルス感染後の発症、重症化を予防できるが感染防御するものではない。
3)ワクチン株決定から製造までに最低半年かかる。
4)新型インフルエンザのパンデミックにおいては流行株を予測する事は不可能である。
<経鼻粘膜投与型 不活化インフルエンザワクチンの利点>
1)注射型ワクチンでは誘導されない分泌型のIgA抗体が誘導される。
2)分泌型IgA抗体は感染前にウイルスと反応し感染自体を防ぐ。
3)分泌型IgA抗体には交叉防御能(cross protection)があり変異株に対しても有効である。
4)経鼻インフルエンザワクチンにより誘導される粘膜免疫は汎粘膜免疫機構(common mucosal immune system)により全身の粘膜を防御する。
5)高病原性鳥インフルエンザH5N1に対する経鼻インフルエンザワクチンはCladeの異なる株に対しても有効であり、流行株の予測が不可能なプレパンデミックワクチンとして最適なワクチンである。
6)簡便で痛くない!
7)針が必要なく安全、医療廃棄物の減量につながる。

国立感染症研究所感染病理部における経鼻インフルエンザワクチン開発
1987年 感染研病理部細胞病理室長、田村慎一 ;部長、倉田毅による
   「コレラアジュバント(CTB*)併用経鼻インフルエンザワクチン」開発研究開始
1989年 特許「ワクチン製剤」感染研と(社)北里研究所の共同出願。
1989年 最初の論文発表 (Protection against influenza virus infection by vaccine Inoculated
    intranasally with CTB. (Vaccine 6:409-413,1988))
*2002~2004年  スイスで、大腸菌易熱性毒素をアジュバントとした経鼻ワクチンを接種した一部の    ヒトに顔面麻痺(Bell’s Palsy)が発症したため使用中止される。
新しい安全なアジュバントの開発開始
2002年 感染研感染病理部、第二室長、長谷川秀樹 ;部長、佐多徹太郎:
   「Poly I:C併用経鼻インフルエンザワクチン]開発研究開始
2004年 特許「粘膜免疫誘導アジュバントを含む新規ワクチン」感染研と(財)阪大微研の共同出願
2005年 最初の論文発表 (Synthetic double-str
    anded RNA [poly (I:C)]combined with mucosal vaccine protects against influenza virus infection.
    (J Virol 79, 2910-2919, 2005))
2006年~
   安全性の高いアジュバントであるAmpligen (Poly I:C12U、米国 Hem社製)を併用した経鼻新型インフルエンザ   (H5N1)ワクチンが, ワクチン株と異なる株の流行も予防する可能性が動物実験で示され、プレパンデミックワク   チン開発計画開始
2007年~ 厚生労働科学研究費医療技術実用化総合研究事業 開始

            1988年~2008年:経鼻インフルエンザワクチンについて英文論文62報発表

早く実際に使用できる日が待ち遠しいです。
2015-10-27 13:12



先天性風疹症候群の赤ちゃん全国で14人目!!
風疹の流行がまだ続いています。
7月31日、東京で新たに1人の赤ちゃんが、母親が妊娠中に風疹に感染したことで
目や心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断されました。
 主に都市部で去年から流行がみられ、
風疹によって障害が出た赤ちゃんは東京では4人目で、
都道府県別では、大阪、兵庫、愛知でそれぞれ2人、埼玉、神奈川、千葉、香川でそれぞれ1人、
全国では合わせて14人となりました。
大人の風疹・麻疹ワクチン
風疹は、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに白内障、難聴、心臓病などの障害が出る
「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。
去年の春以降、首都圏や関西を中心に全国に流行が広がり、
今年に入ってからの患者数は7月21日の時点で1万3110人となっています。
風疹の患者は依然として多く、妊娠を希望する女性やその周囲の人などは
予防接種を受けてほしいと思います。
 一時不足していたワクチンも徐々に供給が追いついてきています。
是非、ワクチン接種をお考え下さい。

妊娠中は風しんワクチンを受けられませんので、妊娠前にワクチンを受けておく必要があります。
また妊娠する可能性のある女性の家族や職場の同僚など、
周りの方にもワクチン接種がすすめられます。
 妊娠を希望される女性の場合、妊娠の可能性のない月経中や直後の時期に受けてください。
そして、接種後2か月は妊娠をさけてください。

<大人で接種してほしい人>
★ 20代~40代の男性
★ 10代後半から40代の女性
 (特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
★ 出産後まもない女性

 予防には、できれば風しん単独ワクチンではなく、
MR(麻しん、風しん混合)ワクチンがおすすめです。
その理由は、風しんワクチンを受けていない人や1回だけの人では、
麻しんワクチンの接種回数も不十分で、麻しんに対する免疫も弱いことが多いからです。
本当にかかったことのある人が接種しても、3回以上接種しても特に問題はありません。

<池田市 豊中市のMRワクチン、風疹ワクチン予防接種費用の助成>
・H27年4月1日(水)~H28年3月31日(木)
1)池田市民、豊中市民
2)抗体検査の結果、抗体価が十分でないと判定された方で
 ①.妊娠を希望する女性
 ②.妊娠を希望する女性の配偶者
 ③.妊娠している女性の配偶者
MRワクチンまたは風疹ワクチンの自己負担金
   池田市が2500円、豊中市3000円になります。
全額を医療機関で支払った後自己負担金を除いた金額を助成します。

*詳しくは受付にお尋ね下さい。

 接種費用の補助がない場合でも、自分のため、生まれてくる子どもたちのために
ワクチン接種で予防しましょう。
2013年8月2日


風疹ワクチン、MRワクチン品薄状況について
現在、20台から40台の男性は風疹のワクチンを一度も受けたおられない方が多く、
そのかたがたを中心に都市部で風疹が流行しています。
 ご主人が罹患し妊娠中の女性に感染し、先天性風疹症候群の(心臓病や難聴などを持ってしまう)
赤ちゃんが生まれてしまうという悲劇も起こっています。
 是非ともワクチン接種をお願いします。
但し、ワクチンが不足しています。風疹単独ワクチンはほとんど市場にありません。
現在、小児の定期接種では麻疹(はしか)と風疹を混合したMRワクチンが使われており、
風疹単独を接種する事はめったにありません。
ですので風疹単独ワクチンは少ししか作られていません。

 また、麻疹も日本では根絶できておらず時々発症が見られています。
麻疹は風疹よりさらに重症化しやすく怖い病気です。
大人の場合もワクチンを一度しか打っておらず麻疹にかかりやすくなっている方が
増えていると考えられています。
ですので、MRワクチンの接種をおすすめしています。
⇒その結果、急に都市部でMRワクチン接種希望者が増えてしまい
MRワクチンも不足状態に陥っています。
9月頃になると市場に流通するようになるのではないかといわれています。

 少し、流行がましになるとマスコミが情報を流さなくなり、
流行がなくなったかのように思われることになるかもしれません。
流行しやすい感染症は個々人がしっかり免疫を持つようになって
完全に押さえ込む事ができます。
受けておられない方は、流行が一時的に収まっても接種を受けてほしいと思います。

 アメリカやヨーロッパでは、
「日本に旅行する時は風疹が流行しているので注意するように」
という勧告が出されています。
この悲しい状況から早く抜け出したいものです。
2013年7月

子宮頸癌予防ワクチン
 子宮頸癌を予防する、ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンは
2013年4月1日より、予防接種法により「定期接種」となりました。
 しかしワクチンの接種との因果関係が否定できない持続的な疼痛が報告されたため、
発生頻度等 国民に適切な情報が提供できるようになるまでの間、
定期接種を積極的に勧奨すべきではないという勧告が厚労省より6月14日に出されました。
 
ある痛み刺激で、それと比較して強い痛みとその他の症状を長く伴うものを
「複合性局所疼痛症候群」といいます。
それに近い状態がワクチン接種後に起こったと考えられます。
この状態はワクチンのみならず、採血後、怪我の後など
色々な日常生活内での刺激が誘引となって起こる事が判っています。
今回報告されているケースもこれに近い状態が一番考え易いと思われます。

 若い女性に急増している子宮頸癌の予防という大きな恩恵を
受ける事ができなくなるという不利益が早く解消される事を祈ります。

 また私は個人的に痛み刺激を伴う治療は最低限にしたいと思っています。
ワクチンのように絶対に必要と考えられる物でも、
出来るだけ痛くない場所に出来るだけ細い針で痛くないように
接種を心がけたいと思っています。
2013年7月

ヒブワクチン 小児肺炎球菌ワクチン 子宮頸がん予防ワクチン
2013年4月1日より定期接種になりました。

日本脳炎予防接種 公費対象者
日本脳炎予防接種は4回まで公費で受ける事ができます。
通常の定期接種を受けられなかった人は、特例救済として
平成7年6月1日から平成19年4月1日生まれの人が19歳まで
接種を受ける事ができるとされていました。
新しく高校3年生年代になる子ども達で、同一学年で対象になる人と
そうでない人が混在してしまいます。
 よって平成7年4月2日から5月31日までに生まれた人も
特例救済の対象に追加されます。
 4回の定期接種が完了していない方は、20歳未満なら定期接種として
残りの回数を受ける事ができます。接種歴をご確認下さい。

BCG接種 2013年4月より対象者が変わります
現在、BCG接種は「生後6ヶ月に至るまで(生後5ヶ月の終わりまで)」と
されていますが、「1歳にいたるまで(満1歳の誕生日前日まで)」に、
6ヶ月間延長されます。
 また、標準的接種期間は「生後5ヶ月から7ヶ月までの3か月」とされました。
これは平成17年からBCG接種年齢が早まり、BCG後 骨炎・骨髄炎の
副反応報告数が増加した事への対応です。但し、結核患者との接触の
可能性があるなど早期接種が望ましい場合はこの限りではありません。

インフルエンザ予防接種
10月より開始しています。
流行は例年12月中ごろより始まります。
出来るだけ 12月初めまでに小児(13歳まで)は2回目を澄ますようにお願い致します。
なお、3歳以上のインフルエンザ単独接種の方は院長が担当させて頂きます。

四種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオワクチン)
定期接種開始

2012年11月から四種混合ワクチン(DPT+IPV)による定期接種が開始されています。
大阪で百日咳が流行っています。
四種混合ワクチンまたは、三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの接種を
お受けください。


不活化ポリオワクチン定期接種開始
2012年9月から不活化ポリオワクチン(IPV)による定期接種が開始されます。
今までの経口生ポリオワクチン(OPV)は8月末で終了となります。
接種スケジュールは三種混合ワクチンと同じで、生後3ヶ月から開始し、
3週から8週間隔で3回(初回)接種し、
半年以上(標準的には1年から1年半)空けて1回(追加)接種します。
 既にOPVを1回接種した方はIPV3回接種です。
OPVを2回接種した方はIPVによる定期接種は行いません。
 また、11月からは、三種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風)に
不活化ポリオを加えた四種混合ワクチン(DPT-IPV)が導入される予定です。
 9月からの不活化ポリオワクチンの予約を開始しておりますので
該当する方はお電話にてご予約下さい。
2012年8月22日


MRワクチン2回目(中1、高3)最後の無料接種は2013年3月まで
日本国内の風疹患者報告数が最悪のペースで増加しています。
国立感染症研究所が7月17日に更新した情報によると,
2012年初めから7月11日までに国内で報告された風疹患者数は594例でした。
昨年も日本では風疹が流行しましたが,昨年1年間の報告者数は371例でした。
男女別の内訳は男性が460例,女性が134例。
都道府県別の累積報告者数は兵庫県と大阪府が各134例,120例と
依然として上位を占めている他,
東京都における報告者数が118例と大きく増加しています。
 麻疹・風しんワクチン(MRワクチン)を小学校入学までに2回接種していない、
現在中学校1年性と高校3年生の方はH25年3月までは無料で接種可能です。 
中学1年生:H11年4月2日~H12年4月1日生まれ
高校3年生:H6年4月2日~H7年4月1日生まれ


不活化ポリオワクチンが薬事承認されました。
2012年4月27日の厚労省の発表です。
◆単独の不活化ポリオワクチンが薬事承認されました(2012年4月27日)
 本日、単独の不活化ポリオワクチン「イモバックスポリオ皮下注」
(サノフィパスツール株式会社)が薬事承認されました。
 今後は、このワクチンの接種を、今年9月1日から定期接種として実施できるよう、
品質試験、供給量の確保、接種方法の周知等を進めていきます。

4月23日の不活化ポリオワクチンの円滑な導入に関する検討会でまとめられた方針
○平成24年9月1日に、単独の不活化ポリオワクチンの定期接種を開始し、
生ポリオワクチンの接種を中止する。
(4種混合ワクチン(DPT-IPV)は、平成24年11月の導入を目指す)。
○標準的な接種期間は以下の通り(三種混合(DPT)と同じ)。
 ・初回接種は、生後3か月から12か月に、20~56日の間隔をおいて3回
(当分の間は、56日以上の間隔をおいても接種できる)。
 ・追加接種は、初回接種から12か月~18か月後(最低6か月後)に1回。
  ※この年齢を超えた場合、これまで通り、7歳6か月に至るまでの間であれば
定期接種を実施できる。
○導入時に生ポリオワクチンを1回接種済みの方は、
不活化ポリオワクチンを初回2回・追加1回接種する。


ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン

2011年11月21日より日本でもロタウイルスワクチンが接種できるようになりました。
 注射ではなく内服によるワクチンです。
ロタウイルス胃腸炎は初めて感染した時に非常に重症化しやすく
脱水やけいれんを合併することが多々あります。それを予防してくれます。
 生後6週から24週(6か月未満)に4週間の間隔を空けて2回の接種が必要です。
(よって1回目は20週までに済ませる必要があります。)
原医院でも開始しました。ご希望の方は予約が必要ですのでお問い合わせください。


インフルエンザワクチン接種


2011年10月1日よりかかりつけの皆様への接種中です。
免疫が出来るのに2週間ほどかかります。
流行前にできるだうちましょう。
13歳未満の方は2回接種が必要です。それ以外の方は1回です。
65歳以上の方は一部自己負担金1000円で接種できます。

(池田市在住以外の方は依頼書が必要です。市役所に電話していただくと郵送してもらえます。
受付にご相談ください。)
16歳未満の方の接種は原則、保護者同伴でお願いします。中学生の場合、予診表の保護者記入欄に保護者の自著があれば本人のみでも可能です


日本脳炎ワクチン
平成7年6月1日~平成19年4月1日生まれの方は、6カ月~20歳未満の間、いつでも日本脳炎の定期予防接種を受けることができることになりました。
厚生労働省  日本脳炎の予防接種についてのご案内


MRワクチン
ヨーロッパやオーストラリアで麻しんの集団発生が報告されています。
 フランス2011年5月25日
イギリス2011年5月13日
EUおよびEEA/EFTA加盟国2011年5月12
オーストラリア2011年4月27日

ヨーロッパ2011年4月22日
日本でも東京を中心に流行があります。2011年5月18日
大阪2011年5月22日
麻しんは本当に恐ろしい病気です!!2回のMRワクチンはすんでいますか?
1期:1歳の1年間
2期:小学校入学の前年1年間(年長さん)
2回接種がすんでいない人のために2008年~2013年までの間
3期:中1
4期:高3

上記に加え海外に修学旅行や研修に行く高2
(平成6年4月2日~平成7年4月1日生まれ)も4期が受けられます。


ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチン
 小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含むワクチンの同時接種後、複数例の死亡事例が発生したことにより、安全性が確認できるまでの間、3月5日(土)より接種を一時的に見合わせておりましたが、専門家の会議で評価を行った結果、ワクチン接種との直接的な明確な因果関係は認められないとし、安全性上の懸念はないとした国の再開の通知にもとづき、平成23年4月1日より接種を再開しております。

 ワクチン接種は、短期間に効率的に予防効果を獲得できるメリットがある同時接種と、それぞれのワクチンの単独接種が可能です。

子宮頸がん予防ワクチン
 大阪府北摂地域でも地方自治体による助成金が受けられるようになっています。(自治体により金額に差があります)

 ただし現在供給不足のため、初回接種の方につきましては7月くらいまでお待ちいただいており、ご迷惑をおかけしています。

注:現高校2年生について(子宮頸がん予防ワクチン) 
 平成23年度高校2年生(平成6年4月2日~同7年4月1日生まれ)の方は、国からの通知で、平成23年9月30日までに初回接種をした高校2年生のみ、平成24年3月31日までの補助事業の対象とすることになりました。
 したがいまして、平成23年10月1日以降に初回接種を受けた高校2年生は補助対象とはなりませんのでご注意ください。                  
`*Hib、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチンは
地方自治体により助成金が出ています。
池田市のHPより
豊中市のHPより
豊中市の方が原医院で上記3種類のワクチン接種を受ける場合はあらかじめ市への連絡が必要になります。
詳しくは原医院受付にて聞いてください。



不活化ポリオワクチン
 現在日本ではポリオの予防のため定期接種として生ワクチンが使われています。ポリオ生ワクチンではごくごく稀ですが(数十万~数百万回に1回)、ワクチンを飲んだ人や周りの人に小児まひが起こることがあります。⇒HPの予防接種をご覧ください。
不活化ポリオワクチンを日本でも早急に使えるようにという要望書の署名を集めています。原医院外来にてお願い致します。



<2010年9月6日>

日本の予防接種制度を世界標準にするための署名をはじめました。
原医院外来受付に署名用紙をおいています。
是非ご署名お願いいたします!
⇒終了しました。

 海外の多くの先進国ではWHOが推奨している「予防接種で防ぐことのできる病気
(VPD:Vaccine Preventable Diseases)」の多くは定期接種として行われています。
 
しかし日本は今、予防接種後進国と呼ばれる状態です。
乳児への感染で命にかかわり後遺症を残す可能性の高い
細菌性髄膜炎の原因となるHib(インフルエンザb菌)や肺炎球菌、
子宮頚癌の原因とされるHPV(ヒトパピローマウイルス)、
治療できない難聴や髄膜炎・さらには不妊の原因になりうる流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
肝炎・肝硬変・肝癌へと進行することのあるB型肝炎、
水痘(水ぼうそう)などのワクチン接種は任意接種とされ、
世界標準からは遅れています。

予防接種で防ぐことができる病気(自然感染すると重症化しやすい病気)から
子どもたちを守るために、予防接種法を改正し、地域間や経済的格差なく、
希望する子供たち全てに公費(定期接種)でワクチンが受けられるよう
制度改革を希望します。

 日本医師会、そして日本ウイルス学会、日本ワクチン学会、日本感染症学会、日本細菌学会、日本小児科医会、日本小児科学会、日本産科婦人科学会等が中心となっている
「予防接種推進専門協議会」はこの実現のため「予防接種キャンペーン」を展開し、
その一環として署名活動を行っています。

 原医院外来受付に署名用紙を置いています。是非ご署名お願いしたいと思います。       

<2010/8/27>
新しい日本脳炎ワクチンが9-12歳(Ⅱ期の期間)の定期接種で
受けられるようになりました

 8月27日(金)に厚生労働省の法令が変更され、第Ⅱ期(9歳~12歳)の定期接種にも細胞培養ワクチンが使用できるようになりました。また、接種を差し控えていた人への対応として、第Ⅰ期を3回接種していなかった人は、9歳~12歳(第Ⅱ期の期間)に残りの回数を定期接種として受けられるようになりました。
ただし、7歳6か月~8歳と13歳以上(第Ⅰ期、第Ⅱ期の期間外)の人は、この救済策の対象外とされていますので、現時点では定期接種として受けられません。

1期 6か月—7歳5か月までの間に3回の接種。
1回目を接種後1−4週間空けて2回目を接種し、
およそ1年後に追加接種を1回受けます。
2期 9歳-12歳に1回接種します。

詳しくは「VPDを知って 子どもを守ろう」の日本脳炎ワクチンのページをご覧ください。



MRワクチンを打ちましょう。
インフルエンザの本格的な流行前に種々の予防接種を済ませておきたいものです。

1期:1歳のお誕生日に麻しん風しん(MR)ワクチンを!
2期:大切な小学校入学準備です。

3期:中1
4期:高3

*中1、高3での無料接種は5年間限定です。お早めに!
   本年度の中学1年生と高校3年生の方が対象の麻疹風疹ワクチンは平成22年
   3月31日までに接種して下さい。この期間を過ぎると有料になります。


麻疹(はしか)は怖い病気です。肺炎・脳炎を合併し、命にかかわることがあります。
麻疹にかかって7~10年たって発症する亜急性硬化性全脳炎という脳炎もあります。
欧米では予防接種を受けていないと学校に入学できません。
日本は感染症輸出国として欧米から非難を受ける状態です。

風疹は子どものときにかかると、比較的軽症で済みますが、妊婦さんがかかると先天性風疹症候群という様々な奇形や障害を赤ちゃんにもたらしてしまいます。

2回のMRワクチンを受けて しっかり予防してください。

大阪府での接種率は全国でワースト2です。
(2期:88,8% 44位、3期:77,2% 45位、4期:68,1%45位で47府県中最低ライン)
全国平均でも 2期:91,8%、3期:85,1%、4期:77,3%で、流行防止ラインとされる95%に届いていません。
この不名誉な状態を改善し、予防できる恐ろしい病気を撲滅するために、ワクチンを受けられた方は お知り合いの方にお声掛け下さい。よろしくお願い致します。
 


 <参考> VPD(ワクチンで防げる病気)を知って 子どもを守ろう
            
       
      こんなときどうすればいい?ケーススタディー
       http://www.know-vpd.jp/yobo_case_study/index.htm
      北里研究所のホームページにも予防接種情報が詳しく掲載されています。
       http://www.kitasato.ac.jp/rcb/
      予防接種リサーチセンター
       http://www.yoboseshu-rc.com/