過去ブログ
2016/9/23 2016年度 インフルエンザワクチン接種
2016/9/1 関西国際空港内で麻疹(はしか)が発症
2016/4/22 子宮頚癌予防ワクチン接種推進に向けた関連学術団体の見解
          子宮頸がんワクチン接種の推奨再開に
2016/4/8 日本脳炎ワクチンの早期接種について
2016/3/29 今年のインフルエンザ脳症
2016/3/18 B型肝炎ワクチンの定期接種
2015/10/27 経鼻不活化インフルエンザワクチン
          2015年からインフルエンザワクチンは4価になりました
2015/9/30 千葉県で0歳の男児が日本脳炎発症
2015/7/22 手足口病
          日本脳炎ワクチン定期接種の特例措置について
2014/9/6 インフルエンザ予防接種
2014/8/8 沖縄県で日本脳炎注意報
2014/8/2 2014年8月1日
2014/7/10 水痘ワクチン定期化
2014/5/16 ポリオが流行している国が増えています
2014/2/8 海外からの輸入麻疹(はしか)の流行
2014/1/17 水痘ワクチンが定期接種になることが決まりました
2013/10/25 13価小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)PCV13
2013/8/23 13価小児肺炎球菌ワクチン(PCV13)
2013/8/10 子どもの受動喫煙で白血病リスクが増大!
2013/8/7 手足口病 夏かぜ
2013/8/2 ネット依存の中高生、51万人!!
          大人の風疹・麻疹ワクチン
          先天性風疹症候群の赤ちゃん全国で14人目!!
2013/7/26 風疹ワクチン、MRワクチン品薄状況について
2013/7/19 子宮頸癌予防ワクチン
          夏かぜウイルス
          子育て通信
2013/2/22 大阪府 「受動喫煙防止条例案」を撤回!!
2013/2/22 風疹が流行しています
         
日本脳炎予防接種 公費対象者
         
BCG接種 2013年4月より対象者が変わります
2013/1/9 希望する全ての人に予防接種を
2012/10/27 4腫混合ワクチン
2012/8/22 不活化ポリオワクチン定期接種
2012/7/21 水痘・おたふくかぜワクチン助成
2012/7/20 MRワクチン2回目(中1、高3)最後の無料接種は来年3月まで
2012/5/19 大阪でも風疹感染が報告されています
2012/4/28 海外へ旅行される方向けの感染症情報
         
世界予防接種週間
         
BCG接種 2013年4月より対象者が変わります
2012/04/04 おたふくかぜ、みずぼうそうのワクチンは2回うちましょう
2012/3/21 うがいの効果確認
2012/2/10 2011年の風疹流行について
2011/12/16 水痘(みずぼうそう)ワクチンも、まだ定期化されない日本
2011/11/24 ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン
2011/10/21 細菌性髄膜炎を予防するワクチンの接種費用助成継続と定期接種化を求めるデモ
2011/10/07 中国で野生型ポリオの発生!!

2016年09月23日(金)
2016年度 インフルエンザワクチン接種
本年度のインフルエンザワクチン接種は10月3日から開始します。
お電話ないし、受付にて予約を受け付けております。            
2016-09-23 10:43
2016年9月01日(木)
関西国際空港内で麻疹(はしか)が発症
関西国際空港内で麻疹(はしか)が発症しています。8月17日~30日に関空を利用され、下記の症状のある方は医院に入る前にインターホンを鳴らしてください。
・ 発熱、咳・鼻汁、皮膚の発疹、結膜の充血、口の中の斑など・全ての症状が出現するとは限りません。
・ 発熱は、一旦下がっても半日から1日後くらいに再び高熱が出ます
2016-09-01 14:28
2016年04月22日(金)                              
子宮頚癌予防ワクチン接種推進に向けた関連学術団体の見解
  http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20160418_HPV.pdf

  http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=94
2016-04-22 23:54
子宮頸がんワクチン接種の推奨再開に
 子宮頸がんワクチンについて、日本小児科学会など17団体が2016年4月21日までに、ワクチン接種後の診療体制などが整備されたとして、積極的な接種を推奨するとの見解を発表しました。
 見解では、子宮頸がんワクチンを導入したオーストラリアや米国など複数の国で、子宮頸がんの前段階の病変の発生が約半分に減っており、有効性は明らかと指摘しました。また健康被害に遭った人への救済が開始されたことも推奨する理由として挙げられています。
 子宮頸がんワクチンは平成25年4月、小学6年から高校1年に相当する女子を対象に定期接種が始まりましたが、全身のしびれや痛みの報告が相次ぎ、厚生労働省は同6月に接種の呼びかけを中止していました。
2016-04-22 23:49
2016年04月08日(金)                              
日本脳炎ワクチンの早期接種について
 日本脳炎は、発熱、けいれん、意識障害などを起こす非常に重い病気です。現在でも有効な治療法はなく、約1/4が死亡し、約1/2が発達の遅れなどの後遺症を残します。
日本脳炎ウイルスはブタの体内で増え、ブタの血を吸った蚊が人をさすことで感染します。日本脳炎を発症する人はそれほど多くありませんが、日本脳炎ウイルスを持つブタは西日本を中心に広い地域で毎年確認されています。日本脳炎が人から人にうつることはありません。
子どもの日本脳炎は、2006年に3歳児(熊本)、2009年に1歳児(高知)と7歳児(熊本)、2010年に6歳児(山口)、2011年に1歳児(沖縄)と10歳児(福岡)、2013年に5歳児(兵庫)、2015年に11か月児(千葉)が報告されています。
日本脳炎ワクチンの標準的な接種年齢は3歳ですが、希望すれば生後6か月から公費(無料)で接種できます。生後6か月から2歳までのワクチン接種量は0.25mLと、3歳以上の接種量0.5mLの半量ですが、十分な免疫がつくので問題はありません。また、早期に接種を開始しても、4回目の追加接種(標準的には9歳)を早めて行う必要はありません。
日本小児科学会では、最近の3歳未満での日本脳炎の発症状況から、日本脳炎の流行地域(中国、韓国、台湾、東南アジア諸国、南アジア諸国)に渡航・滞在する子どもや、国内の感染リスクの高い地域(最近日本脳炎患者が発生した地域、養豚場に近い地域等)に居住する子どもに対しては、3歳未満でも接種を開始し、早期から日本脳炎を予防すること勧めています。
2016-04-08 14:32
2016年03月29日(火)                              
今年のインフルエンザ脳症
2016年3月7日 「インフルエンザ脳症が67例に、4人死亡」という日経メディカルの記事です。
例年より やや発生率が高い?ウイルスの変異があるのでしょうか?今年の流行は山を越したけれど、来期の流行が心配されます。
*****************
2016/3/7 日経メディカルより

三和護=編集委員

 今シーズンに報告されたインフルエンザ脳症は、第7週までに67例に達したことが分かった。うち4人が死亡している。
 国立感染症研究所がまとめている感染症発生動向調査によると、2015年36週から2016年7週までに、170例の急性脳炎が報告されていた。このうち、病型がインフルエンザウイルスだった症例を抽出したところ、この間に67例のインフルエンザ脳症があったことが分かった。
 症例の発生時期を見ると、2015年48週に1例目が報告された以降、50週からは毎週報告されており、症例数は流行の拡大とともに増加している(図1)。
 67例のうち死亡は4例で、2歳が1例、8歳が2例、40歳代が1例となっている。いずれもインフルエンザウイルスのタイプはA型だった。発生週を見ると、2015年50週に1例あったほかは、2週、5週、6週に1例ずつと今年になってから発生していた。
 国立感染症研究所によると、新型インフルエンザ(A/H1N1pdm2009)が発生した2009/10シーズンに319例のインフルエンザ脳症が報告された。以降は、80例、88例、64例、96例と推移し、昨シーズンは101例が報告されている(IASR 2015;36:212-3.)。
 今シーズンのインフルエンザ流行は、8週の定点当たり報告数が全国平均で31.12人と、依然として高水準にある。高知県や愛媛県、島根県や奈良県など、23県では患者が増加している。医療機関は引き続き、インフルエンザ脳症などの重症例の発生に留意しなければならない。

図1 インフルエンザ脳症の報告数の推移

2016-03-29 09:36
2016年03月18日(金)                               
B型肝炎ワクチンの定期接種
B型肝炎の定期接種が平成28 年10月1日から施行される事になりました。定期接種の対象者は、平成28年4月1日以降に生まれた1歳未満の児で、標準的な接種時期は、生後2か月、3か月、7か月となります。
しかし、定期接種施行日が10月1日となっているため、4月から7月に生まれた児は最長で4か月間「接種を控える」ことになってしまいます。体調等によっては3回目の接種までに1歳となり定期接種対象外となる可能性があります。また、1回目の接種が10 月前半に集中するため、委託医療機関での接種予約やワクチン納入における混乱も危惧されます。
これらの問題点を軽減するために、実施主体である市町村による行政措置接種(公費)としてもう少し早めのワクチン接種開始を実行できないか検討してほしいものです。
2016-03-18 15:07                    
2015年10月27日(火)                              
経鼻不活化インフルエンザワクチン
現在 開発中の経鼻(噴霧型)不活化インフルエンザワクチンについて!
今一般に使われている注射型のインフルエンザワクチンは血液の中のIgG抗体という免疫物質を作らせることで、インフルエンザの重症化を予防します。しかし、インフルエンザという病気は鼻の粘膜について増殖しだした時点で高熱や全身倦怠感、筋肉痛、関節痛といった症状を発症させてしまいます。ですから鼻の粘膜の防御抗体であるIgA抗体を作らせる方法が以前より考えられてきました。通常の不活化ワクチンをそのまま噴霧しても十分な抗体を産生させることができないため、安全性の高いアジュバントの開発が問題点でした。又インフルエンザウイルスは種類が多く、変異が激しいため、ワクチンがその変化に対応できない事も効果が弱い一因です。ワクチンの候補株は1年前に予測され決められており、予測がはずれたときやウイルスが大きく変異した場合には効果が大きく落ちることもあるのです。もちろん流行株を予測できない新型インフルエンザに対しては現状のワクチンでは感染予防できません。
アメリカでは既に経鼻のインフルエンザ生ワクチンが使われています。しかし残念ながら重症化しやすい5歳以下の子供の効果が弱く2歳以下は適応になっていません。
国立感染症研究所の長谷川秀樹部長の合成二本鎖RNAをアジュバントとして付加する方法で有効な経鼻ワクチンを作り出すことに成功しています。(インフルエンザウイルスのようなRNAウイルスは増殖時にRNAからRNAを作るのに2本鎖RNAを作ります。ヒトの体内には2本鎖RNAは存在せず、2本鎖RNAを認識するToll様受容体が刺激されると自然免疫が誘導されます。つまり、RNAウイルスの2本鎖RNA自体にアジュバント作用があるわけです。そこで必要に応じて合成2本鎖RNAを経鼻ワクチンに付加して免疫を誘導することにしました。長谷川部長)。この経鼻ワクチンは上気道での感染そのものを防ぐこと、肺にウイルスが入っても肺炎を起こさないこと、変異ウイルスに対する交叉防御能を持つことが確認され、2010年から健康なボランティアに参加してもらう臨床研究が始められました。
まとめると
<現行の注射型インフルエンザワクチンの問題点>
1)ワクチン株と流行株が一致した時には有効であるが、株が一致しない場合に効果が低い。
2)インフルエンザウイルス感染後の発症、重症化を予防できるが感染防御するものではない。
3)ワクチン株決定から製造までに最低半年かかる。
4)新型インフルエンザのパンデミックにおいては流行株を予測する事は不可能である。
<経鼻粘膜投与型 不活化インフルエンザワクチンの利点>
1)注射型ワクチンでは誘導されない分泌型のIgA抗体が誘導される。
2)分泌型IgA抗体は感染前にウイルスと反応し感染自体を防ぐ。
3)分泌型IgA抗体には交叉防御能(cross protection)があり変異株に対しても有効である。
4)経鼻インフルエンザワクチンにより誘導される粘膜免疫は汎粘膜免疫機構(common mucosal immune system)により全身の粘膜を防御する。
5)高病原性鳥インフルエンザH5N1に対する経鼻インフルエンザワクチンはCladeの異なる株に対しても有効であり、流行株の予測が不可能なプレパンデミックワクチンとして最適なワクチンである。
6)簡便で痛くない!
7)針が必要なく安全、医療廃棄物の減量につながる。

早く実際に使用できる日が待ち遠しいです。
2015-10-27 13:12
2015年からインフルエンザワクチンは4価になりました
 今までのインフルエンザワクチンはA型2種類とB型1種類のでしたが、B型に対する効果が弱いため、今年からA型2種類とB型2種類の4価のワクチンになりました。
 大人は1回接種、13歳以下は2回接種が勧められています。9歳~13歳で昨年まできちんと2回接種されている場合は かなり抗体価の上昇が良く、1回接種でも良いのではないかという意見があります。2回目の接種後2週間くらいでしっかり抗体価が上がり、ほぼ半年間その効果が続くといわれています。
2015-10-27 13:02
2015年09月30日(水)                              
千葉県で0歳の男児が日本脳炎発症
 千葉県は9月11日、県北東部に住む0歳の男児が、日本脳炎を発症したことを公表しました。県内での発生は1990年以来の25年ぶりです。
 関東以北にはないといわれてきた日本脳炎ですが、温暖化とともに、日本各地で発生する可能性が出てきているといわれています。
 男児は8月18日に発熱を生じ、近医を受診。その後、21日に意識障害と脳神経麻痺を呈して、旭市内の医療機関を受診し入院し、髄液検査から日本脳炎ウイルスへの感染が確認されました。
 患児に渡航歴はなく、蚊の刺咬歴はあったものの、現時点ではどこで刺されたかの特定はできていないそうです。日本脳炎ワクチンの標準的な接種期間は3~4歳とされていることもあり、同患児は日本脳炎ワクチンを接種していませんでした。
 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した豚などから蚊を介して同ウイルスに感染し、発症します。11日に国立感染症研究所から報告された、ブタの日本脳炎抗体保有状況を調査した結果では、9月に入り50%未満に増加していました。日本脳炎ウイルスに対する抗体を持つブタが県内にいたということになります。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/2075-disease-based/na/je/idsc/yosoku/sokuhou/5919-je-yosoku-rapid2015-9.html
http://www.nih.go.jp/niid/ja/je-m/2075-idsc/yosoku/sokuhou/5893-je-yosoku-rapid2015-9-map.html

 千葉県はこの症例報告を受け、肌の露出を控える、虫除け剤を使用するなど、蚊に刺されないように注意喚起をしています。加えて、国立感染症研究所も、「それぞれの居住地域における日本脳炎に関する情報にも注意し、日本脳炎ウイルスが蔓延あるいは活動していると推測される地域においては、日本脳炎の予防接種を受けていない者、とくに乳幼児や高齢者は蚊に刺されないようにするなどの注意が必要である」と呼び掛けています。
2015-09-30 15:10
2015年07月22日                              
手足口病
全国的に手足口病が流行っています。
大阪府感染症発生動向調査台28週(平成27年7月6日~12日)によると、現在大阪で検出されている原因ウイルスはコクサッキ-A16が約70%、コクサーッキーA6が約30%だそうです。2~3年前から流行を繰り返したコクサッキ-A6による手足口病は発症後数週後に爪脱落(爪甲脱落症)を起こすことがあり注目されました。
2015-07-22 15:04
日本脳炎ワクチン定期接種の特例措置について
平成7年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた人は、日本脳炎定期接種の特例措置の対象者であり、1期3回と2期1回の計4回の接種を20歳になるまでは受けることが出来ます。
又平成19年4月1日から平成21年10月1日生まれの字で7歳半未満までに1期3回を完了していない場合、不足分の回数を2期の対象である9~12歳で定期接種として受けられます。
-厚生労働省 日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A Q13-
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/nouen_qa.html 
2015-07-22 14:52                        
2014年09月06日(土)                              
インフルエンザ予防接種
10月6日月曜日よりインフルエンザ予防接種を開始します。

<インフルエンザワクチン特別接種枠>
毎週 水曜日15時から16時まで
10月8日・15日・22日・29日
11月5日・12日・19日・26日
受付でご予約下さい。
2014-09-06 12:39
2014年08月08日(金)                                
沖縄県で日本脳炎注意報
日本脳炎注意報、沖縄県が発令- 予防接種や予防策の徹底求める

 沖縄県は6日、日本脳炎注意報を発令した。日本脳炎ウイルスは、蚊(主にコガタアカイエカ)によって媒介され、ほとんどの哺乳動物が感染する。特に豚がウイルスの増幅動物として知られており、県が豚の抗体検査を実施したところ、注意報の発令基準値を越えていたという。県の注意報発令は2年ぶり。【新井哉】

 県は、先月23日に豚の血液を採取し、抗体検査を行ったところ、注意報の発令基準となっているHI抗体陽性率の平均50%を越え、最近感染したことを示す2―ME感受性抗体が検出されたという。

 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した豚を蚊が吸血し、その蚊を介して人に感染する。人から人への感染はない。感染しても発症するのは100―1000人に1人程度で、国内では昨年1年間に計9人の患者が報告されている。

 おう吐や高熱などの症状を伴うが、治療は対症療法のみで、意識障害や麻痺など神経系の障害を引き起こすケースもある。県によると、発症者の20―40%が死亡し、生存者の45―70%にも精神障害などの後遺症が残るという。

 県は感染を防ぐため、▽長袖、長ズボンを着用する▽露出している皮膚に虫除けスプレーを塗布する▽蚊が屋内に侵入しないように網戸を使用する―といった予防策の徹底を求めている。また、「日本脳炎ワクチンの予防接種が有効」と指摘。ウェブサイトに対象者の年齢やスケジュールなどを掲載し、予防接種を受けることを促している。
        医療介護CBNewsより
2014-08-08 11:24
2014年08月02日(土)                                  
2014年8月1日
今年も暑い夏が続いています。
原医院は2014年8月1日より6年目に入りました。
初心を忘れず 職員一同皆様の健康を守るためのお手伝いが出来るようこれからも頑張りたいと思います。
2014-08-02 11:27
2014年07月10日(木)                                
水痘ワクチン定期化
水痘ワクチンは 厚生労働省の専門家会議により自治体の定期予防接種(公費接種)に加えられることが決まりました。

2014年10月から実施される予定です。

対象者は1~2歳(生後12月から生後36月に至るまでの間にある者)。3カ月以上の間隔で2回接種します。

池田市では 3~4歳(生後36月から生後60月に至るまでの間にある者)も、2015年3月まで1回の接種機会が提供される見込みです。
2014-07-10 12:06
2014年05月16日(金)                                     
ポリオが流行している国が増えています
WHOは2014年5月5日、世界的にポリオ(急性灰白髄炎)感染が拡大する恐れがあるとして「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)を宣言しました。各国に警戒を呼びかけるとともに、予防接種などの対策を急ぐよう求めています。

WHOによると、これまでにポリオ感染が確認されている国は、ポリオ常在国であるアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3カ国から、2014年4月29日までに、新たに赤道ギニア、イラク、カメルーン、シリア、エチオピア、ソマリア、ケニアと少なくとも10カ国へ拡大しています。

WHOの集計によると、野生型ポリオウイルスによる感染例は、2013年4月30日から2014年4月29日の12カ月間では447例でした。ソマリアが190例、パキスタンが139例と多く、シリアが36例、ナイジェリアが31例、アフガニスタンが15例などで続いています。

2012年1月から2013年のポリオ流行の少ない時期(1~4月)までは、野生型ポリオウイルスの国境を超えた拡大はほぼ阻止されていました。しかし、2013年1~4月の感染例がポリオ常在国での24例だったのに対し、2014年1~4月には68例と急増、ポリオ非常在国からの報告は0件から9件と拡大しました。これから本格的な流行期を迎えることから、今回の緊急事態宣言に至りました。

これを受けて厚生労働省検疫所はホームページ上で、「日本の定期の予防接種では、2012年8月までは経口生ワクチンが使用されていたが、2012年9月以降は注射の不活化ポリオワクチンが使用されている」とし、ポリオが発生している国に渡航する人は、追加の予防接種を検討するよう求めています。
                (日経メディカルより)
2014-05-16 15:37
2014年02月08日(土)                                  
海外からの輸入麻疹(はしか)の流行
 2013年11月25日~2014年1月26日の間に、61例の麻しんが報告されました。(2014年2月3日現在、前年の同時期は26例)
性別では男性32例、女性29例で、平均年齢は17.0歳(中央値15歳、5カ月~60歳)でした。京都府21例、愛知県8例、神奈川県7例、東京都5例、岡山県3例、埼玉県、千葉県、兵庫県、広島県、福岡県各2例、新潟県、静岡県、三重県、滋賀県、大阪府、山口県、宮崎県各1例でした。感染地域は国内が37例(61%)で、国外が24例(39%:フィリピン17例、スリランカ2例、インドネシア2例、グアム1例、インド1例、オーストラリア1例)と報告され、フィリピンが最多でした。
ワクチン接種歴別報告数では、61例中接種歴のない、または不明の症例が52例(85%)でした。2013年末から2014年初頭にかけて、輸入例の増加が続いています。

 麻しんは、年齢にかかわらず命に関わる重篤な感染症です。また、特異的な治療法はありませんが、予防接種で予防可能な感染症でもあります。
 
 はしかにならない。はしかにさせない。
麻疹は感染力が大変強い感染症です。 自分が感染しないためだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも予防接種は有効です。 予防接種を受けたことがない人はもちろん、1回受けたことがある人も2回目の予防接種を受けましょう。
2014-02-08 08:29
2014年01月17日(金)                                 
水痘ワクチンが定期接種になることが決まりました
 2014年1月15日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、今年の10月から水痘ワクチンと成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種がほぼ決定されました。
 現在の情報では1歳から2歳対象で6か月から1年(最短で3か月)の間隔をあけて2回接種とされています。またH26年度は経過措置として3歳と4歳へのキャッチアップ接種も予定されています。
 水痘は空気感染するため非常にうつりやすく、現在日本では年間水痘にかかる人は100万人とも言われています。そして免疫不全状態の人にとっては致死的になる事のある病気です。このワクチンの高い接種率が達成できると患者さんが減り、基礎疾患を持つ人へのリスクも減る事が期待されます。
 多くの先進国では既に水痘ワクチンが定期化されています。その国々では定期接種の対象にならない年長者における水痘が増加する事が問題となっています。そのため、引き続き感受性者への任意接種が重要となります。
2014-01-17 11:26                      
2013年10月25日(金)                               
13価小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)PCV13
 肺炎球菌感染症は気道の分泌物により感染するため、集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれます。何かのきっかけで感染した菌が進展すると、肺炎や中耳炎、髄膜炎などを起こしてしまいます。髄膜炎は小さい子にほど発症しやすく(0歳児にリスクが高い)、亡くなったり、難聴、精神発達遅滞、四肢麻痺、てんかんなどの後遺症を残す事があります。
 肺炎球菌には90種類以上がありますが、その内の最も重篤な病気を引き起こしやすい7種類のワクチン:プレベナー7が普及した2018年には、肺炎球菌による髄膜炎はそれまでと比較し73%の患者減少が見られたと報告されています。プレベナー13が使われるようになる事で、更なる効果が期待できます。11月1日からプレベナー13が定期接種に使われるようになる予定でそれまでプレベナー7で接種されていた方も途中からの変更で残りの6種類に対する免疫が得られます。
 海外での研究でプレベナー7の接種を全て完了し、8週間以上経過した後に、プレベナー13の接種を行う事で、追加6種類に対する抗体は上がるとされています。ただし、通常のプレベナー6接種完了者全員に世襲を行う事は社会全体の利益は限定的であるということで定期接種の対象とはせず、希望者が任意で摂取する事となりました。
2013-10-25 11:22
2013年08月23日(金)                              
13価小児肺炎球菌ワクチン(PCV13
 2013年11月頃から細菌性髄膜炎の予防のワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は7価(PCV7)から13価(PCV13)に切り替えられる予定です。
 細菌性髄膜炎は特に0歳代の赤ちゃんに多く病気が重いだけでなく早期診断が難しく、抗生物質(抗菌剤)が効かない菌も多いので2ヶ月からのワクチン接種が重要です。細菌性髄膜炎の予防ワクチンであるヒブワクチンと小児用敗戦球菌ワクチンの接種が始まってから、救急外来で亡くなる赤ちゃんが明らかに減っているという報告もあります。
 今までの小児用肺炎球菌ワクチンは7価(肺炎球菌血清型4、6B、9V、14、18C、19F、23F)でしたが13価ワクチンはより広範な侵襲性肺炎球菌(血清型(1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14 、18C、19A、19F、23F)の予防になります。
 今までのPCV7を接種されていた方も追加をPCV13で受ける事により同等の効果が得られるとされています。PCV13が使えるようになるのを待って、最も恐ろしい侵襲性肺炎球菌にかかってしまう事が無いよう、2ヶ月になったらPCV6の接種を受けてください。
2013-08-23 11:08
2013年08月10日(土)                                
子どもの受動喫煙で白血病リスクが増大!
アメリカの「Cancer Epidemiology」という雑誌に「タバコ暴露で小児白血病リスク増」という記事が出ています。出生後の受動喫煙で急性リンパ急性白血病を発症する可能性のある遺伝子異常が1.5倍認められたそうです。


Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention
Tobacco smoke exposure and the risk of childhood acute lymphoblastic and myeloid leukemias by cytogenetic subtype

Metayer C et al.

Abstract

Background: Tobacco smoke contains carcinogens known to damage somatic and germ cells. We investigated the effect tobacco smoke on the risk of childhood acute lymphoblastic leukemia (ALL) and myeloid leukemia (AML), especially subtypes of pre-natal origin like ALL with translocation t(12;21) or high-hyperdiploidy (51-67 chromosomes). Methods: We collected information on exposures to tobacco smoking before conception, during pregnancy, and after birth in 767 ALL cases, 135 AML cases, and 1,139 controls (1996-2008). Among cases, chromosome translocations, deletions, or aneuploidy were identified by conventional karyotype and fluorescence in-situ hybridization. Results: Multivariable regression analyses for ALL and AML overall showed no definite evidence of associations with self-reported (yes/no) parental prenatal active smoking and child's passive smoking. However, children with history of paternal prenatal smoking combined with postnatal passive smoking had a 1.5-fold increased risk of ALL (95% CI: 1.01-2.23), compared to those without smoking history (ORs for pre- or postnatal smoking only were close to one). This joint effect was seen for B-cell precursor ALL with t(12;21) (OR=2.08; 95% CI: 1.04-4.16), but not high hyperdiploid B-cell ALL. Similarly, child's passive smoking was associated with an elevated risk of AML with chromosome structural changes (OR=2.76; 95% CI: 1.01-7.58), but not aneuploidy. Conclusions: our data suggest that exposure to tobacco smoking before were associated with increased risks of childhood ALL and AML; and risks varied by timing of exposure (before and/or after birth) and cytogenetic subtype, based on imprecise estimates. Impact: Parents should limit exposures to tobacco smoke before and after the child's birth.
2013-08-10 11:57
2013年08月07日(水)                              
手足口病 夏かぜ
 昨年より手足口病が、流行っています。主に乳幼児の手足や口の中に、2~3ミリの発疹ができます。この夏は累計13万人を超え、重症化例も報告されています。
 国立感染症研究所が6日公表したデータによると、7月28日までの1週間で昨年同時期に比べ7.6倍の2万7773人増えました。今年の累計は13万3802人で、重症化を招くタイプのウイルスが増える可能性もあり、手洗いなどの予防徹底が求められています。
 ほとんどは軽症で数日で治ります。まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を起こし重症化することがあります。発熱を伴うことが多く、熱が下がらない場合などには医療機関での診察が必要です。患者の唾液や排せつ物を通して感染します。高熱があり、口が痛くて流涎がひどく食べることが出来ない、下痢が目立つときには感染させやすく、お友達との接触を避けてください。感染を防ぐワクチンはなく、特効薬もありません。症状を楽にする対症療法が治療となります。予防はよく手を洗い、タオルの共用を避けるなどが重要です。
 7月に入り、原因ウイルスとして重症化しやすいエンテロウイルス71(EV71)が検出されるようになっています。3~4年周期で流行を繰り返し、今年が流行年となる可能性があると、国立感染症研究所感染症疫学センターより注視を喚起されています。
2013-08-07 18:42
2013年08月02日(金)                              
ネット依存の中高生、51万人!!
 ゲームや電子メールなどに夢中になりすぎてやめられず、インターネットへの依存が強いとみられる中高生は全国に約51万8000人いるという推計数を、厚生労働省研究班(主任研究者=大井田隆日本大教授)が1日、発表しました。
 中高生へのアンケート調査から割り出したもので、依存が強いほど睡眠に悪影響が出る実態も浮き彫りになっています。研究班は「利用時間を区切るなど、夢中になる前の指導が大切」としています。
 研究班は昨年10月~今年3月、無作為抽出した中高計264校約14万人にネットの利用状況を問う調査票を配り、179校約10万人から回答を得ました。
 「ネットを制限しイライラしたことがあるか」「不安や落ち込みから逃れるためにネットを使うか」など八つの質問のうち、五つ以上に「はい」と答えた依存の強い中学生は6・0%、高校生は9・4%いました。全国の中高生数(約680万人)から推計すると、中学生約21万3000人、高校生約30万5000人が依存が強いとみられます。
 依存の強い中高生は、59%が「睡眠の質が非常に悪い」「かなり悪い」、23%が「夜、眠りにつきにくいことが常にあった」「しばしばあった」と答えた。画面の明るさから夜に目がさえ、昼と夜の生活が逆転するとみられる。食事が不規則になり栄養障害が出たり、歩かないために骨がもろくなったりする弊害もあるといわれています。
 研究班の一員で、専門外来を開設する国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の樋口進院長は「生徒が遅刻したり授業中に居眠りをしたりするようになると注意が必要。ネットに依存する生徒がすぐにカウンセリングを受けられる仕組み作りも必要だ」と話しています。
◆ネット依存を調べる8つの質問
 ・ネットに夢中と感じるか
 ・ネットを使う時間を長くしなければならないか
 ・ネットをやめようとして失敗したことはあるか
 ・ネットを制限しイライラしたことがあるか
 ・意図したより長時間ネットを使うか
 ・ネットのため人間関係や学校の活動を台無しにしたことがあるか
 ・ネットへの熱中を隠すため周囲にうそをついたことがあるか
 ・不安や落ち込みから逃れるためにネットを使うか
 ※研究班の調査票を基に作成。5問以上に「はい」と答えると「依存が強い」とされます。

(8月2日の読売新聞より)
2013-08-02 18:52
大人の風疹・麻疹ワクチン
 風疹は、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに白内障、難聴、心臓病などの障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。去年の春以降、首都圏や関西を中心に全国に流行が広がり、今年に入ってからの患者数は7月21日の時点で1万3110人となっています。風疹の患者は依然として多く、妊娠を希望する女性やその周囲の人などは予防接種を受けてほしいと思います。
 一時不足していたワクチンも徐々に供給が追いついてきています。是非、ワクチン接種をお考え下さい。妊娠中は風しんワクチンを受けられませんので、妊娠前にワクチンを受けておく必要があります。また妊娠する可能性のある女性の家族や職場の同僚など、周りの方にもワクチン接種がすすめられます。
 妊娠を希望される女性の場合、妊娠の可能性のない月経中や直後の時期に受けてください。そして、接種後2か月は妊娠をさけてください。
<大人で接種してほしい人>
★ 20代~40代の男性
★ 10代後半から40代の女性
 (特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
★ 出産後まもない女性

 予防には、できれば風しん単独ワクチンではなく、MR(麻しん、風しん混合)ワクチンがおすすめです。その理由は、風しんワクチンを受けていない人や1回だけの人では、麻しんワクチンの接種回数も不十分で、麻しんに対する免疫も弱いことが多いからです。本当にかかったことのある人が接種しても、3回以上接種しても特に問題はありません。

<池田市のMRワクチン、風疹ワクチン予防接種費用の助成>
・H25年5月16日~H25年9月30日
・19歳以上、池田市に住民票があり、風疹ワクチンを受けた事がないか接種歴が1回のみの方で
1.妊娠を希望する女性
2.妊娠している女性の配偶者
MRワクチンまたは風疹ワクチンが自己負担金2500円になります。全額を医療機関で支払った後自己負担金2500円を除いた金額を助成します。

<豊中市のMRワクチン、風疹ワクチン予防接種費用の助成>
・H25年4月1日(にさかのぼって助成が受けられます)~H26年3月31日
・豊中市に住民票がある
1.19歳以上で妊娠を希望する女性
2.19歳以上で妊娠の夫(婚姻関係は問いません)
MRワクチンまたは風疹ワクチンが自己負担金3000円になります。
(医療機関で全額支払い後、自己負担金を差し引いた後の額が償還されます)

 接種費用の補助がない場合でも、自分のため、生まれてくる子どもたちのためにワクチン接種で予防しましょう。
2013-08-02 18:32
先天性風疹症候群の赤ちゃん全国で14人目!!
 風疹の流行がまだ続いています。7月31日、東京で新たに1人の赤ちゃんが、母親が妊娠中に風疹に感染したことで目や心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断されました。
 主に都市部で去年から流行がみられ、風疹によって障害が出た赤ちゃんは東京では4人目で、都道府県別では、大阪、兵庫、愛知でそれぞれ2人、埼玉、神奈川、千葉、香川でそれぞれ1人、全国では合わせて14人となりました。
 
2013-08-02 16:25                    
2013年07月26日(金)                              
風疹ワクチン、MRワクチン品薄状況について
 現在、20台から40台の男性は風疹のワクチンを一度も受けたおられない方が多く、そのかたがたを中心に都市部で風疹が流行しています。
 ご主人が罹患し妊娠中の女性に感染し、先天性風疹症候群の(心臓病や難聴などを持ってしまう)赤ちゃんが生まれてしまうという悲劇も起こっています。
 是非ともワクチン接種をお願いします。但し、ワクチンが不足しています。風疹単独ワクチンはほとんど市場にありません。現在、小児の定期接種では麻疹(はしか)と風疹を混合したMRワクチンが使われており、風疹単独を接種する事はめったにありません。ですので風疹単独ワクチンは少ししか作られていません。
 また、麻疹も日本では根絶できておらず時々発症が見られています。麻疹は風疹よりさらに重症化しやすく怖い病気です。大人の場合もワクチンを一度しか打っておらず麻疹にかかりやすくなっている方が増えていると考えられています。ですので、MRワクチンの接種をおすすめしています。⇒その結果、急に都市部でMRワクチン接種希望者が増えてしまいMRワクチンも不足状態に陥っています。9月頃になると市場に流通するようになるのではないかといわれています。
 少し、流行がましになるとマスコミが情報を流さなくなり、流行がなくなったかのように思われることになるかもしれません。流行しやすい感染症は個々人がしっかり免疫を持つようになって完全に押さえ込む事ができます。受けておられない方は、流行が一時的に収まっても接種を受けてほしいと思います。
 アメリカやヨーロッパでは、「日本に旅行する時は風疹が流行しているので注意するように」という勧告が出されています。この悲しい状況から早く抜け出したいものです。
2013-07-26 17:36
2013年07月19日(金)                              
子宮頸癌予防ワクチン
 子宮頸癌を予防する、ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンは2013年4月1日より、予防接種法により「定期接種」となりました。
 しかしワクチンの接種との因果関係が否定できない持続的な疼痛が報告されたため、発生頻度等 国民に適切な情報が提供できるようになるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないという勧告が厚労省より6月14日に出されました。
 ある痛み刺激で、それと比較して強い痛みとその他の症状を長く伴うものを「複合性局所疼痛症候群」といいます。それに近い状態がワクチン接種後に起こったと考えられます。この状態はワクチンのみならず、採血後、怪我の後など色々な日常生活内での刺激が誘引となって起こる事が判っています。今回報告されているケースもこれに近い状態が一番考え易いと思われます。
 若い女性に急増している子宮頸癌の予防という大きな恩恵を受ける事ができなくなるという不利益が早く解消される事を祈ります。
 また私は個人的に痛み刺激を伴う治療は最低限にしたいと思っています。ワクチンのように絶対に必要と考えられる物でも、出来るだけ痛くない場所に出来るだけ細い針で痛くないように接種を心がけたいと思っています。
2013-07-19 15:16
夏かぜウイルス
手足口病やヘルパンギーナといった夏型の感染症が増えています。
現在は手足口病がとても目立っています。今年は昨年に続いてコクサッキーウイルスA6というウイルスが検出されているようです。このウイルスによる手足口病は発疹の分布が少し違い四肢以外にも広範囲に出ることがあり、多数の発疹が出たときには1~2ヶ月して爪が脱落する事もあるようです。
夏かぜウイルスは、それぞれの方の免疫状態により病気の程度に差が有ります。多くは軽症ですが時に髄膜炎のような合併症もあり、注意が必要です。
2013-07-19 14:28
子育て通信
大阪小児科医会発行の「子育て通信」が新しくなりました。
大阪の小児科医たちからのお母さんへのメッセージです。
病気の時の虎の巻としても使えます。
営利目的ではありませんので、¥1000で情報満載です。
病気別に調べたり、時間のあるときにパラパラとめくってみてください。子育ての色々なヒントがつまっています。
原医院 副院長の記事も記載されています。
原医院でも購入可能です。
2013-07-19 14:10
2013年03月22日(金)                              
大阪府 「受動喫煙防止条例案」を撤回!!
桜の便りと共に、大阪府が公共施設禁煙案を撤回という信じがたいニュースが聞こえてきました。3月19日、公共施設での全面禁煙義務化を目指し、開会中の府議会に提案していた「受動喫煙防止条例案」を取り下げることになったというのです。過半数を占める知事与党の大阪維新の会など各会派が「内容が厳しすぎる」と反発し、可決のめどが立たず、府は条例案の内容を再検討し、5月議会以降に提案し直すそうです。

「屋内の公共の場で喫煙を禁止すると、喘息発作で入院する小児の数が劇的に減少する可能性がある」ことが英国での研究で発表され、その他多くの国で認められている今現在、何故???

 「大阪は…」と言われる所以でしょうか。残念すぎます。
2013-03-22 12:54
2013年02月22日(金)                             
風疹が流行しています
 ここ数年、成人での流行が目立っている風疹(男性が女性の約3倍)ですが、今年は特に発生数が多くなっています。特に東京、千葉、埼玉、神奈川、兵庫、大阪といった大都市で著明です。
 そして、大阪府感染症情報センターによると、昨年12月と今年1月に、先天性風疹症候群の赤ちゃんの出生があったと報告されています。2005年の1例の報告以来7年ぶりです。
 妊娠を希望される女性や、その家族など周辺の男性で、風疹の罹患歴や接種歴のない方、または不明の方は、直ちにMRワクチンを受けましょう!
2013-02-22 14:50
日本脳炎予防接種 公費対象者
 日本脳炎予防接種は現在4回まで公費で受ける事ができます。通常の定期接種を受けられなかった人は、特例救済として平成7年6月1日から平成19年4月1日生まれの人が19歳まで接種を受ける事ができるとされていました。新しく高校3年生年代になる子ども達で、同一学年で対象になる人とそうでない人が混在してしまいます。
 よって平成7年4月2日から5月31日までに生まれた人も特例救済の対象に追加されます。
 4回の定期接種が完了していない方は、20歳未満なら定期接種として残りの回数を受ける事ができます。接種歴をご確認下さい。
2013-02-22 14:34
BCG接種 2013年4月より対象者が変わります
 現在、BCG接種は「生後6ヶ月に至るまで(生後5ヶ月の終わりまで)」とされていますが、「1歳にいたるまで(満1歳の誕生日前日まで)」に、6ヶ月間延長されます。
 また、標準的接種気管は「生後5ヶ月から7ヶ月までの3か月」とされました。これは平成17年からBCG接種年齢が早まり、BCG後 骨炎・骨髄炎の副反応報告数が増加した事への対応です。但し、結核患者との接触の可能性があるなど早期接種が望ましい場合はこの限りではありません。
2013-02-22 14:25
2013年01月09日(水)                              
希望する全ての人に予防接種を
ワクチンで防ぐことができる病気 (VPD:Vaccine Preventable Diseases)で、 苦しむひとたちがいます。 
病気にかかる前に予防接種を受けることが大切です。

ヒブ、小児肺炎球菌、水痘、おたふくかぜ、子宮頸癌予防、B型肝炎、成人用肺炎球菌の7ワクチンが日本では現在任意接種とされ、世界の予防接種政策から大きく遅れています。

平成24年5月23日の厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会において、「医学的・科学的観点からは、7ワクチンについて、広く接種を促進して行くことが望ましい。」とされました。

予防接種法を改正し、地域間や経済格差なく、希望するすべての人が定期接種でこれらのワクチンが受けられる制度を早期に実現してほしいと思います。

国への署名活動にご協力下さい。用紙を受付においております。どうかよろしくお願いいたします。
2013-01-09 14:56                    
2012年10月27日(土)                              
4腫混合ワクチン
 11月1日より4種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)が使えるようになります。
 原則的に不活化ポリオ単独ワクチンで開始された方は最後まで単独ワクチンにてお願いします。
2012-10-27 13:10
2012年08月22日(水)                              
不活化ポリオワクチン定期接種
 2012年9月から不活化ポリオワクチン(IPV)による定期接種が開始されます。今までの経口生ポリオワクチン(OPV)は8月末で終了となります。接種スケジュールは三種混合ワクチンと同じで、生後3ヶ月から開始し、3週から8週間隔で3回(初回)接種し、半年以上(標準的には1年から1年半)空けて1回(追加)接種します。
 既にOPVを1回接種した方はIPV3回接種です。OPVを2回接種した方はIPVによる定期接種は行いません。
 また、11月からは、三種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風)に不活化ポリオを加えた四種混合ワクチン(DPT-IPV)が導入される予定です。
 9がつからの不活化ポリオワクチンの予約を開始しておりますので該当する方はお電話にてご予約下さい。
2012-08-22 15:20
2012年07月21日(土)                              
水痘・おたふくかぜワクチン助成
2012年7月1日より、南河内郡太子町で水痘とおたふくかぜワクチンの公費助成(町内に住民票を有する1~2歳児)が開始されたそうです。これで大阪府内では千早赤坂村と2箇所で助成が受けられる事になりました。
2012-07-21 08:27
2012年07月20日(金)                              
MRワクチン2回目(中1、高3)最後の無料接種は来年3月まで
 日本国内の風疹患者報告数が最悪のペースで増加しています。国立感染症研究所が7月17日に更新した情報によると,2012年初めから7月11日までに国内で報告された風疹患者数は594例でした。昨年も日本では風疹が流行しましたが,昨年1年間の報告者数は371例でした。男女別の内訳は男性が460例,女性が134例。都道府県別の累積報告者数は兵庫県と大阪府が各134例,120例と依然として上位を占めている他,東京都における報告者数が118例と大きく増加しています。
 麻疹・風しんワクチン(MRワクチン)を小学校入学までに2回接種していない、現在中学校1年性と高校3年生の方はH25年3月までは無料で接種可能です。 
中学1年生:H11年4月2日~H12年4月1日生まれ
高校3年生:H6年4月2日~H7年4月1日生まれ
2012-07-20 15:05
2012年05月19日(土)                              
大阪でも風疹感染が報告されています
2012年度になり、大阪でも風疹感染が報告されています。
77%が男性です。1977年から1994年の間、女子中学生のみを対象に風しんワクチンの接種が実施されたため、現在20~50歳代の男性は風しんにたいする抗体保有率が低いと考えられます。これらの方にも積極的なMRワクチン接種が推奨されます。
2012-05-19 12:30
2012年04月28日(土)                              
海外へ旅行される方向けの感染症情報
海外には、日本にない感染症があります。
 厚生労働省ではホームページを通じて、ゴールデンウイーク期間中に海外へ旅行される方に、海外での感染症を防ぐための情報を提供しています。
<厚生労働省:ゴールデンウイーク期間中における海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel/2012goldenweek.html
<検疫所ホームページ:海外で健康に過ごすために>
http://www.forth.go.jp/
2012-04-28 08:26
世界予防接種週間
WHOでは、世界予防接種週間(World Immunization Week)を定め、世界各国で予防接種のキャンペーン、啓発活動、情報共有を行っています。今年は4月21~28日です。
 厚生労働省でも、国民の皆様に予防接種を引き続き受けていただく機会となるよう、麻しん、ワクチン接種緊急促進事業の対象である3ワクチン(子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン)、日本脳炎ワクチン、ポリオワクチンについて特に情報提供を行っています。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/pressrelease.pdf
2012-04-28 08:24
不活化ポリオワクチンが薬事承認されました
4月27日の厚労省の発表です。
◆単独の不活化ポリオワクチンが薬事承認されました(2012年4月27日)
 本日、単独の不活化ポリオワクチン「イモバックスポリオ皮下注」(サノフィパスツール株式会社)が薬事承認されました。
 今後は、このワクチンの接種を、今年9月1日から定期接種として実施できるよう、品質試験、供給量の確保、接種方法の周知等を進めていきます。

4月23日の不活化ポリオワクチンの円滑な導入に関する検討会でまとめられた方針
○平成24年9月1日に、単独の不活化ポリオワクチンの定期接種を開始し、生ポリオワクチンの接種を中止する(4種混合ワクチン(DPT-IPV)は、平成24年11月の導入を目指す)。
○標準的な接種期間は以下の通り(三種混合(DPT)と同じ)。
 ・初回接種は、生後3か月から12か月に、20~56日の間隔をおいて3回(当分の間は、56日以上の間隔をおいても接種できる)。
 ・追加接種は、初回接種から12か月~18か月後(最低6か月後)に1回。
  ※この年齢を超えた場合、これまで通り、7歳6か月に至るまでの間であれば定期接種を実施できる。
○導入時に生ポリオワクチンを1回接種済みの方は、不活化ポリオワクチンを初回2回・追加1回接種する。
2012-04-28 08:20
2012年04月04日(水)                              
おたふくかぜ、みずぼうそうのワクチンは2回うちましょう
MR(麻疹:はしか、風疹)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(みずぼうそう)等のワクチンは原因となるウイルスを弱毒化して、軽くかからせる事により免疫を体につくらせます。弱毒化したウイルスですので防御する免疫力が長く続かずに低下してしまい数年後に病気に感染してしまう事があります。それを防ぐためには2回の接種が必要です。
麻疹、風疹のMRワクチンは1歳のお誕生日が過ぎたらすぐと、小学校入学前の1年間にうちます。おたふくかぜとみずぼうそうもほぼ同時にうつことが推奨されていました。しかし、この二つのワクチンのほうが免疫のつき方が低い人が多く軽く感染してしまう人が多いことが問題でした。そのため小学校入学前まで待たずに1回目の2~3年後に2回目が推奨されるようになりました。さらにみずぼうそうはつきが悪く、小学校入学まで待つと約半数がかかってしまう事がわかり、ドイツでは接種後2~3か月での早期接種がすすめられています。よって2回目は1回目の後半年から1年での接種が適当なのではないでしょうか。
また、麻疹、みずぼうそうはかかった人との接触後72時間以内にワクチンを接種すると大抵発症せずにすみ、かかってしまっても軽症化できます。
2012-04-04 16:43
2012年03月21日(水)                              
うがいの効果確認
浜松医大と九州大の研究チームが保育園児約1万9千人の調査を基に、うがいをする子どもは発熱を伴う風邪をひきにくくなるとの分析結果をまとめました。

 2006年1~2月の約20日間、福岡市内の保育園145カ所に通う2~6歳児を対象に実施。最低1日1回のうがいをする子どもが、しない子どもと比べて37・5度以上の発熱を伴う風邪をひきにくくなるかどうかを追跡しました。

 すると、うがいにより発熱の頻度が68%に抑えられることが判明しました。この効果は年長ほど大きい傾向があり、4歳児では46%、5歳児では41%まで頻度が低下しました。

 また、うがいに使う液体は水道水では発熱の頻度が70%、食塩水では50%、アルカリイオンなどを含む機能水では46%、緑茶では32%まで下がりました。

 風邪の予防策としておなじみなうがいは、日本と韓国だけの習慣ともいわれています。そんな中、今回の調査はうがいをする子どもは発熱を伴う風邪をひきにくくなるとの分析結果を得ました。機序はまだ十分に解明されていませんが、子どもの発熱のほとんどはウイルスが原因のため、「ウイルスを洗い流すのと同時に、水道水に含まれる塩素や緑茶のカテキンなどの物質が消毒効果を発揮しているのではないか」と考えられています。
2012-03-21 17:45
2012年02月10日(金)                              
2011年の風疹流行について
2011年度は例年に比べ風疹が局地的に流行し、妊婦の感染例も報告されたということが厚生労働科学研究班の調査からわかりました。中でも,風疹抗体保有率が低い30~40歳代の男性が海外出張先で風疹に感染して日本に持ち込む、輸入感染症例が目立っていることが指摘されています。
2月8日、日本産婦人科医会が東京都で記者懇談会を開催しました。同医会で研修委員会委員を務める小林康祐氏(旭中央病院産婦人科部長)は、妊娠初期に風疹に感染すると児の先天性風疹症候群を引き起こす可能性があるため、海外出張が多く妻やパートナーが妊娠中の男性でワクチンを接種していなければ、受けてから出張することが望ましいと訴えました。
先天性風疹症候群とは、妊婦さんが風疹に妊娠初期に感染すると風疹ウイルスが胎児にも感染してしまい出生児に見られる障害です。3大症状である先天性心疾患、難聴、白内障のほか網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅延、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたる症状を起こしてしまう事があります。
日本では風疹ワクチンの定期接種は,女子中学生を対象に1977年に開始されましたが、男子中学生については95年からの開始でした。中学生男女への定期接種は、接種対象変更の際に2003年9月までの一時的な経過措 置として行われていたものです。現在はMRワクチン(麻疹・風疹ワクチン)による定期接種として生後12カ月~90カ月未満のが対象として行われています。
2011年の風疹感染者の81%は成人で、特に30歳代の男性を中心に流行していました。つまり、この世代の男性は1994年以前に中学生であったために風疹ワクチンの定期接種を受けておらず十分な抗体が無いと考えられます。
また、妊婦への風疹ワクチン接種は禁忌です。よって、先天性風疹症候群を予防するためには妊娠出産年齢である20~40歳代の妊娠していない女性だけでなく、風疹抗体保有率が低い成人男性への風疹ワクチン接種についても検討すべき課題と考えられます。
現在MR(麻疹・風疹)ワクチンは
1期:1回目を月齢12~23ヶ月に
2期:2回目を小学校入学前の1年間に打つ事になっています。
過去に1回接種しかされていなかった世代の人に対する救済措置として下記があります。忘れずに是非受けてください。
3期:中学1年次の1年間(2008年4月~2013年3月迄の時限措置の予定)
4期:高校3年次の1年間(2008年4月~2013年3月迄の時限措置の予定)
2012-02-10 09:58                    
2011年12月16日(金)                              
水痘(みずぼうそう)ワクチンも、まだ定期化されない日本
 国立感染症研究所によると水痘の報告数が10月より上昇し続け、2001年以降では2003年、2010年につぐ多さを記録しています。
 アメリカでは日本で開発された水痘ワクチンの接種を1995年からは1回,2006年からは2回,小児の定期接種プログラムに組み入れ,現在では90%以上の接種率を維持出来ているそうです。その結果,全年齢で水痘関連死を制圧出来、定期接種対象外の乳児における水痘合併症発生率も有意に低下するなどの効果も報告されました。日本で開発された素晴らしいワクチンが日本では定期接種に組み入れられず、水痘が多発し、その後の帯状疱疹の発症につながっている現状!!
 難聴や不妊、髄膜炎の合併を起こすことのあるおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)と共に1歳になったら1回目、2~3年で2回目の接種を受けましょう。
 
2011-12-16 09:50
2011年11月24日(木)                              
ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン
 2011年11月21日より日本でもロタウイルスワクチンが接種できるようになりました。
 注射ではなく内服によるワクチンです。ロタウイルス胃腸炎は初めて感染した時に非常に重症化しやすく脱水やけいれんを合併することが多々あります。それを予防してくれます。
 生後6週から24週(6か月未満)に4週間の間隔を空けて2回の接種が必要です。(よって1回目は20週までに済ませる必要があります。)原医院でも開始しました。ご希望の方は予約が必要ですのでお問い合わせください。
2011-11-24 08:26
2011年10月21日(金)                              
細菌性髄膜炎を予防するワクチンの接種費用助成継続と定期接種化を求めるデモ
「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」副代表の武内一先生(佛教大学社会福祉学部/耳原総合病院小児科)よりの情報です。

現在、Hibワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンは子宮頸がん等ワクチン接種事業の中で今年度は実施されていますが、個人負担がない自治体から2つのワクチンの合計で1万8千円もの自己負担をさせる自治体まであります。現状でも不満があるのですが、来年度以降、定期接種化はもちろん予算案の確定がされておらず、現状維持されるのかも不透明なままです。日本に生まれた同じ子どもなのに、市町村の財政状況でワクチン費用が大きく違うというのは大きな問題です。すべての子どもが平等に接種できれば、細菌性髄膜炎はほとんどなくすことができ、夜中の熱にも慌てない子育てができます。

来年度は、髄膜炎から子どもたちを守る二つのワクチン接種をすべての子どもが無償でうけられるよう、政府の決断が求めてデモ行進しましょう!!細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」事務局の吉川恵子さんを実行委員長に下記のデモ行進を行います。みなさまのご支援、ご参加をよろしくお願いします。

【記】目的:「世界標準のワクチンを希望するすべての子どもたちが無料で接種できるために」~細菌性髄膜炎を予防するワクチンの接種費用助成継続と定期接種化を求めます~実行委員長:吉川恵子日時:2011年11月10日(木)午後1時集合。午後1時半出発。午後2時半終了。(_出発時間は現在予定とします)集合場所:三河台公園(東京都港区六本木)デモ行程:三河台公園→溜池山王交差点→虎ノ門交差点(車椅子の方は合流できます)→厚生労働省→日比谷公園(ゴール)2㎞弱参加申込み:上記の目的に賛同し、デモ行進実行委員会をご支援してくださる団体・個人問わずどなたでもご参加いただけます。
問い合わせ:パソコン用URLhttps://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P94466688
携帯電話用URLhttp://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P94466688参加登録は、直接URLhttps://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P94466688まで!!
2011-10-21 08:32
2011年10月07日(金)                              
中国で野生型ポリオの発生!!
中国国内で2011年7月3日から27日までに4人の子ども(4か月から2歳)が麻痺を発症。これらの症例から野生型ポリオウイルス1型(WOV1)が分離されたと中国衛生部がWHOへ報告しました。4人は新疆ウイグル自治区、ホータン地区出身です。分離されたウイルスの遺伝子配列から現在パキスタンで循環しているウイルスと遺伝学的に関連したウイルスであることが示唆されました。中国で最後にWPV症例が確認されたのは1999年で、インドからの輸入によるものでした。中国国内での最後のポリオ発生症例は1994年でした。
中国への旅行者はご注意ください!!
・定期予防接種(日本では経口生ワクチン2回)だけでは不十分です。少なくとも出発前に追加接種(生ワクチンまたは不活化ワクチン)を1回受けましょう。また、過去に3回あるいはそれ以上のワクチン接種を受けた方でも、出発の前にもう1回接種(生ワクチンまたは不活化ワクチン)を受けることをWHOは推奨※しています。 関連記事はこちら(英文)
(日本では、特に昭和50年~52年生まれの方はポリオのワクチン効果が低かったことが分かっています。追加接種を受けておくことをお勧めします。)
http://www.forth.go.jp/topics/2011/09301357.html
厚生労働省FORTHより
2011-10-07 15:25